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2018 / 05 / 02  16:48

【男女別】綺麗な手の特徴・綺麗な手になるには

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男性・女性別の綺麗な手の特徴

綺麗な手の男性

女性が男性の手の綺麗さに惹かれるという話はよく耳にしますが、実はれっきとした理由があります。体を組成している遺伝子は末端に近づくにつれ、同じ遺伝子番号を持つもので形成されているのですが、指はなんと生殖器と同じhox遺伝子と呼ばれる遺伝子からつくられています。本能的に女性は男性の指先や手を見て、有能なオスであるかどうかを判断していると言えます。

左右の指の長さが同じシンメトリーの手は繁殖能力にもっとも優れており、薬指が長いと肉食系、人差し指が長いと草食系という説もあります。体型とは逆に、体ががっちりしているのに指先が細くて華奢だったり、スリムな男性が大きな肉厚でしっかりとした手だったりするとギャップ萌えする女性も多いそうです。

でも忘れてはいけないのはまずは清潔感です。女性は男性が自分で思っている以上に爪をチェックしていたりします。綺麗な手としては、爪が長すぎるのは清潔感に欠けるので短く整え、身だしなみに気を使っていることを手先からアピールしてみてはいかがでしょうか?

綺麗な手の女性

男性と同様、清潔感はとても重要ですが女性の場合はネイルも含め、同性異性からのチェックポイントは多めです。綺麗な手の女性だと言われるには日焼けをしすぎた手でないこと、しっかりと保湿したすべすべの手であること、そしてできればネイルを綺麗に施していれば褒められポイントになります。

顔は年齢不詳と言われるほど若々しく保てている方は、手にも同じように気を使っていますか?実は手は体の中でももっとも年齢が表れやすいパーツのひとつです。顔と同じくらい、気を配ってケアをすることが綺麗な手への近道になるのです。

綺麗な手になるには

「綺麗な手」代表のハンドモデルさんが言うことには、理想的なのは手を使わないことだと耳にしたことがありますが、それはなかなか難しいものです。体の中でも使う頻度が非常に高いパーツですし、手を洗ったり、炊事でしばしば手が濡れてしまいます。綺麗な手と言われるために大切なのは、乾燥していないことがもっとも重要です。日々の生活からどのようにして乾燥から手を守っていけばいいのかご紹介していきましょう。

ケア方法

乾燥対策として、みなさんはいきなりハンドクリームを塗り込んでいませんか?効果はゼロではありませんが、綺麗な手になるには実はもっと効果的な方法があるのです。手が乾燥している時にまず補てんする必要があるのは水分で、これは綺麗な手でいるには欠かせない要素です。

いきなりハンドクリーム等の油分を入れると表面は潤ってもなかなかお肌の奥には浸透せず、手を洗って油分が取れてしまうとまた乾燥した手に戻ってしまいます。それを防ぐにはまずは化粧水で手を保湿しましょう。できれば3分くらい経ってお肌の奥に水分が定着したところでハンドクリーム等の油分で膜をつくります。いつものハンドクリームの前に水分を入れてあげることでずいぶん効果が違うことを実感していただけるでしょう。

化粧水だけですと水分なのでじわじわと逃げていきます。それをハンドクリームの膜で水分が蒸発するのを防ぐことができるのです。ハンドクリームだけを使用するのとはだいぶしっとり感が変わってきますので、綺麗な手を目指してぜひ試してみてください。

ネイル

ネイルはファッションに近しいものがあるので、トレンドを取り入れたりお洋服に合わせていたりと楽しんでいる方も多いものです。でも「綺麗な手&褒められネイル」となると少しストライクゾーンは狭くなってきます。それはネイルが主役というよりも手を主役にしたネイルカラーを選ぶ必要があるということです。

手に一番なじむのはやはりピンクベージュカラーです。可愛すぎず上品に見えますので、お仕事用ネイルとしてもおすすめカラーです。ただピンクベージュとひとことで言っても数多くのピンクベージュがあります。もともとの体の色素に黄色味が多い方はベージュが強めの方が合いますし、青味の強い方はピンクの割合が多めの方が似合います。色々なピンクベージュを実際に試してみて一番ご自分に似合う色を探してみましょう。

ピンクベージュカラーにするメリットは指先だけに目がいかず、手全体の美しさを強調します。肌なじみの良いカラーほど手と爪先が一体になって見えるので、ほっそりとした指先という印象になります。せっかくなのでできれば爪の形にもこだわって「綺麗な手」という称号をいただきたいものです。この場合のベストな形はラウンドよりもオーバルです。オーバルとは爪先の先端がやや細くなっているシェイプで、これも指長に見せる効果があります。

「綺麗な手」の作り方のイメージとしては、可愛いよりもキレイと言われるようなセレクトをしていくと良いでしょう。

手袋着用で保湿&乾燥予防

綺麗な手に欠かせない習慣が乾燥予防なのですが、なかなか水を触る機会は減らせないものです。お皿を溜めるわけにはいきませんし、お料理もお洗濯も、と女性の手はたいていいつも多忙を極めています。水に触れればそれが蒸発していく過程で、悲しいことにお肌の潤いも着実に奪っていきます。そこでおすすめしたいのが水仕事をするときに手袋を着用するというものです。

そんなの面倒くさすぎる、と思われる方もいるかもしれませんが、はじめのうちは面倒なので手袋をはめる作業に違和感を覚えますが、それが習慣化してしまうとそんなに気にならなくなるものです。せっかく手袋をはめるのだから、その前にハンドクリームを塗ってから手袋をするとお湯の効果でさらに保湿できてしまうという一石二鳥です。

なお「あのゴム手袋のにおいがどうしても気になるからイヤ」という方は使い捨てのビニール手袋でもOKです。あまり長くはないものが多いので手首付近から水が入りやすいですが、輪ゴムをはめて固定してしまえばにおいも気にすることなく手袋が着用できます。ゴム手袋ほどしっかりした素材でできていなくても、何回も使えますのでそんなにコスパもそんなに気にならないことでしょう。「綺麗な手」と言ってもらうためには日々の地味な努力はどうしても必要なのです。

綺麗な手になるためのおすすめのハンドクリームと使い方

こだわりタイプ別おすすめハンドクリーム

重度の乾燥でまずは手荒れをなんとかしたい方向け

ハンドクリームは機能性、質感、香り等、それぞれのポイントがありますが、多少のケアをしてもすぐ第一関節にたくさん入る乾燥のしわを食い止められない!という方はまず機能性重視で肌質ならぬ手質改善をしていきましょう。

■ユースキンA(30g 420円)
ひび、あかぎれ、しもやけにも効果的なビタミン系の薬用ハンドクリーム。ドラッグストアでも良く見かけるロングセラー商品です。手だけでなく体中に使えるのも良いところです。

■資生堂フェルゼアリペアクリーム(40g 1500円前後オープン価格)
少しお値段は高めですが、リピーターが多い商品です。乾燥から爪が割れてきたという重度の方も1回の使用で効果がわかるという声もあるくらいですから、乾燥に悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

ハンドクリームもオーガニックにこだわりたいという方向け

今やさまざまなジャンルでオーガニックな商品は常に大人気です。口にしているものがオーガニックだったらハンドクリームもオーガニックにこだわりたいところです。香りと機能性を兼ね備えたオーガニックのおすすめハンドクリームのご紹介です。

■コレス ナチュラルプロダクト アーモンド&カレンデュラ ハンド&ネイルクリーム
(75ml 2000円前後オープン価格)
ギリシャ生まれのナチュラルオーガニックのハンドクリーム。すぐにすーっとなじむのに、しっかり塗りこむとテクスチャーが変わって爪や手が輝いてみえるくらいの即効性ある商品です。甘い香りに包まれるのでリラックス効果も期待できます。

■サンタマリアノヴェッラ レモンハンドクリーム
(100ml 7000円前後オープン価格)
チューブから出した瞬間は固めのテクスチャーですが、手の温度で温めながらマッサージすると伸びが良くつけ心地も良いハンドクリーム。フレッシュなレモンの香りでつける度にリフレッシュできそうです。少しお値段が高いですが品質の良さもあり、ギフトにも喜ばれる商品です。

綺麗な手になるためのささくれ対策

ささくれになる原因の一番は乾燥です。爪周辺の皮膚組織は指先に向かって同じ方向に向いていますが、乾燥によってそれが断裂してしまっている状態がささくれです。ささくれにならない綺麗な手になるには日々のケアがもっとも大切です。日常の水仕事の際にはできるだけ手袋を着用し、こまめに水分プラス油分の補給をすることでささくれ症状を防ぐことができます。

ただし、ささくれは乾燥が原因だけではないこともあります。栄養不足や血行不良によってささくれができることもありそれは体からのサインです。もしも思い当たるような時は手のケアだけでなく食生活ももう一度見直してみましょう。

綺麗な手と言われる条件

綺麗な手と言われるにはいくつかの条件があります。手全体が白く指先が長いこと、爪も細長くオーバルに近い形であること等、生まれ持った素質が必要なこともあります。しかしそれ以上に「綺麗な手」に近づくために必要なのは、どうも日々の努力のようです。上記のような生まれながらに美しい手を持っていても、しわしわのささくれの手であっては「綺麗な手」とは言ってもらえないからです。

そういえばよく考えてみると「綺麗な足」「綺麗な姿勢」等、綺麗と褒めてもらえる人たちは日頃から綺麗に保てるよう努力しています。例えば足も何もせず無頓着でいる限りは綺麗な足とは言ってもらえないのかもしれません。面倒くさいをちょっと我慢してケアをきちんと続けてあげれば、必ず手もその恩返しをしてくれます。すべては自分がやっただけ自分自身に戻ってくるものです。

「綺麗な手」と褒めてもらえるチャンスは日常にたくさん転がっています。褒められるとさらに嬉しくなってもっと綺麗な手を目指したくなることでしょう。忙しい毎日に少しずつケアを取り入れながら、たくさんの「綺麗な手」賛辞をいただいちゃいましょう。